スターウォーズ計画へのソ連の反応
スターウォーズ計画 SDI に対して、ソ連は以下のように反対しました。
- ABM 制限条約違反である
- 軍備を宇宙まで拡大し、宇宙空間を核戦争の場にするものである
- SDI は防御を目的とする盾ではなく、ソ連への先制攻撃を目的とする矛である
アメリカの反論は、以下の通りです。
- SDI の研究や実験だけならば ABM 制限条約の範囲内である
- SDI を実際に配備する段階で別途協議することを約束すれば、条約違反ではない
1986 年になってから、米ソ両国は歩み寄りを見せました。
- ソ連は、アメリカが ABM 制限条約を今後 15 年間遵守すれば、その間に SDI の基礎研究を認める
- アメリカは、ABM 制限条約を今後 5 年間継続し、その脱退期間が 6 ヶ月になっているのを変更して、両国が SDI 配備に合意してから 2 年間の移行期間を置く(7 年半は条約を遵守し、その間 SDI は研究開発に留める)
しかし、1986 年 10 月にレイキャビクで行われたレーガン大統領とゴルバチョフ書記長のプレ首脳会談では、SDI を「宇宙での実験」とする前者と「研究室内での実験」とする後者が対立して、首脳会談自体が物別れとなる主要因となりました。
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